ファイナンシャルプランナー

生命保険に加入するなら「支出のバランスが変わるタイミング」にも注意するのが良いでしょう。たとえば「住宅ローンを組む」という予定があるなら、生命保険料に加えて住宅ローンも支払っていかなければなりません。その時、それに耐えうるだけの収入があるのかを考えましょう。生命保険料は支払い続けてこそ、必要な保障が得られるものですし、住宅ローンも「滞納」をしてしまうと、大変な問題になるので、注意が必要です。

仮に、住宅ローンの支払が終わったときも、生命保険の充実をはからなければならない、という決まりはありません。貯蓄や資産運用に回すという方法のほうが、良い場合もあります。これらのことを考えると、ファイナンシャルプランナーに生命保険の相談をするときには「資産の状況」「収支の予定」をある程度、把握しなければならないことがわかります。将来のための備えは必要ですが、「今の生活も大事」なので、保険料の設定を無理のない範囲にすることも、考えなければなりません。

人生には何が起こるかわかりませんし、生命保険商品も新しいものが次々と発売されている時代です。

「一度、生命保険に加入したら、後は一生安心」というわけではありませんので、生命保険の相談に乗ってくれる、信頼のできるFPと、長いお付き合いをしていくことが、大切になるでしょう。資産の状況や、お子さんの教育方針など、プライベートの事情についても深く話し合うことになりますので、コンプライアンス意識の高いファイナンシャルプランナーさんならば、安心ですね。

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